アイ・ピース株式会社、プライバシーマークを取得

I Peace, Ltd(アイ・ピース株式会社、本社:米国カリフォルニア州パロアルト、CEO:田邊剛士、https://www.ipeace.com )は、プライバシーマークの認定を受けたことをお知らせします。弊社は、一般財団法人日本情報経済社会推進協会よりプライバシーマーク付与適格性審査基準に沿い査察・審査をうけ、JIS Q 15001 に適合した、個人情報について適切な保護措置を講ずる体制を整備している事業者として認定を受けました。プライバシーマーク認定機関として、個人情報を適切に取り扱い、臨床用 iPS 細胞の製造・供給、iPS 細胞作製受託サービス、個人向け iPS 細胞バンキングサービスを行う体制を整備して参ります。

プライバシーマーク取得の背景
I Peace(アイ・ピース)では、iPS細胞の原材料となる細胞を受け入れる際に、ドナーの名前や住所、既往歴、問診で得た情報等の個人情報をID化し、iPS細胞の製造を行う技術者や、iPS細胞の提供先機関が個人を特定出来ないよう措置を講じています。また、こういった情報へのアクセス権は限られたメンバーにしかなく、アクセス履歴はすべて追跡可能な状態で保存されています。また、個人情報を管理しているコンピューターはネットワークから遮断する、当該コンピュータへのアクセス記録は全て管理・保管するなど、徹底した個人情報保護管理体制のもとiPS細胞の製造・提供を行っています。例えば、遺伝情報は生命の設計図とも言われ、究極の個人情報であると言えます。遺伝子解析技術の進化により、病気の診断や最適な治療薬選択などへの応用が広がりつつあります。しかし、遺伝情報は個人を特定できる情報の一つであるため、慎重な取り扱いが求められます。

再生医療等の安全性の確保等に関する法律により、再生医療等提供機関の管理者は、再生医療等に用いる細胞を提供する者及び再生医療等を受ける者の個人情報の漏えい、滅失又は毀損の防止その他の個人情報の適切な管理のために必要な措置を講じなければならないと定められています。

I Peace(アイ・ピース)は臨床用・研究用のiPS細胞を提供する機関として、iPS細胞の原材料となる血液等の提供者のプライバシーを守る為、個人情報の適切な保護を講ずる体制を整備する目的でプライバシーマークを取得いたしました。弊社のサービスを安心して顧客にご利用頂けるよう、個人情報を扱うにあたり細胞提供者への十分な説明、提供の任意性、iPS細胞の製造過程で得られる遺伝情報から個人が特定できない体制を十分に担保する措置を講じています。

I Peace(アイ・ピース)は、独自のiPS細胞自動量産技術を用いて高品質・低価格のiPS細胞を提供し、個人にとって最適な移植再生医療やオーダーメード創薬の未来を切り拓いてまいります。

プライバシーマーク認定制度
プライバシーマーク認定制度とは、個人情報保護法よりも高いレベルの基準で個人情報の取り扱いを求める、日本工業規格「JIS Q 15001個人情報保護マネジメントシステム-要求事項」に適合して、個人情報について適切な保護を講ずる体制を整備している事業者等を認定する制度です。

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