よくある質問

企業・研究機関の方

フローサイトメトリーや細胞ベースの免疫蛍光アッセイによる多能性マーカー発現、核型解析、マイクロアレイ、残留ベクター試験、無菌性試験、エンドトキシン試験、マイコプラズマ試験など、研究用およびGMPグレードのiPS細胞に必要な様々なアッセイを実施しています。GMP対応のiPS細胞については、厳格な品質管理システムの下で実施された検証済みのGMP対応アッセイを使用しています。詳しくはお問い合わせください。

  1. 21 CFR 1271(米国の規制)と生物由来原料基準(日本の規制)に合致しています。

センダイウイルスから作製しています。

京都にある、特定細胞製造加工物許可を受けた弊社施設で作製しています。

厚生労働省の特定細胞加工物製造許可を取得しています。また、FDAのガイドラインにも則っています。

可能です。お客様のマテリアルもしくはI Peaceでソーシングしたマテリアルから作製いたします。

5ラインのGMPラインのマスターセルバンクから作製した4ラインのリサーチグレードiPS細胞がございます。

基本的にはFicollを使って全血から分離されたPBMCを原料としていますが、他の原料もご相談に応じます。

個人の方

現在多くのiPS細胞を活用した臨床研究が行われていますが、依然研究段階ですぐに使うことはできません。将来使えるようになったときに備えるためのサービスです。また、お客様に同意頂いた場合は、世界の最先端の再生医療の治療や創薬研究に活用され、iPS細胞医療の発展を通じて、自分自身のみならず、他の病気の人々が将来助かる可能性を積極的に高めることがきます。詳細はこちら

年齢を経ると細胞内のDNAに傷がつくため、より若い年齢の時に作製することが望ましいですが、特に年齢制限はありません。今作製し、保管しておけば現在多く行われている臨床研究が上市した際にすぐに使うことができます。

iPS細胞を活用した再生医療は幅広い分野で進んでいます。最新の研究状況はこちらをご覧ください。

基本的にはご自身用のみにお使い頂くことを想定しています。

お申込みを頂いた後、採血をさせて頂きます。その後の製造や保管はI Peaceにて行います。詳細はこちら

iPS細胞は様々な体細胞になれる多能性幹細胞の一種で、現在他にバンキングサービスが提供されている臍帯血や間葉系幹細胞、歯髄幹細胞等と比較してもより幅広い用途への活用が期待されています。

現在様々な企業が早期にiPS細胞を活用した再生医療が提供できるよう、臨床研究を進めています。最新の研究状況はこちらをご覧ください。

品質評価の際に、ガン化するリスクのある遺伝子等は全て排除されていることを確認しています。

286万円(税込み)+保管料になります。詳細は弊社宛お問い合わせください。

基本的にはどなたでも作製頂けます。ご懸念がある方はご相談ください。

東京、京都にあります。

どのような病気かにもよりますので、ご心配のある方は弊社宛お問い合わせください。

年齢制限は特にありません。30mlの血液が必要になりますので幼いお子様で作製ご希望の方はご留意頂き、ご懸念等ございましたら弊社宛ご相談頂けますと幸いです。

凍結保存された後も品質が担保される特別な試薬を使います。

凍結前にしっかりと品質評価をした上で凍結しますし、品質が担保される状況で保存されますので品質にも問題はありません。

iPS細胞を活用した再生医療商品が上市した際に活用できます。ご担当のお医者様からI Peace宛てにご指示頂ければ活用のコーディネーションを致します。

iPS細胞自体も、またiPS細胞を活用した医療も新しいものであり、特に医療に関しては現在は研究段階となりますので将来必ず使えるか、またどのように使えるかの実績はまだありません。一方で、iPS細胞の変異原性が懸念されるかもしれませんが、最新の研究では特別にリスクがあるとは結論づけられていません。

I Peaceの臨床細胞培養士が作製しています。弊社iPS細胞製造スタッフは皆医療用iPS細胞の作製に長く従事しており、深い知識と経験を誇ります。

iPS細胞について

iPS細胞の正式名称は、「人工多能性幹細胞」といい、その英語名称であるinduced pluripotent stem cellの頭文字をとってiPS細胞と呼ばれています。多能性とは、様々な細胞に変化することが可能、という意味で、理論的にはどんな細胞にも変化することができます。これまでには、神経、心筋、網膜、免疫系細胞、などの細胞が作製されています。幹細胞とは、分裂して自分自身と同じ細胞を作る能力と、他の種類の細胞に分化する能力を持つ細胞です。i皮膚や血液などの細胞に、ごく少数の因子を導入して培養することで、様々な組織や臓器の細胞に変化する能力とほぼ無限に増殖する能力をもつ多能性幹細胞であるiPS細胞に変化します。iPS細胞から細胞移植治療に必要な様々な細胞を作ることが可能です。

マウスiPS細胞は2006年に国際学術誌Cellで報告され、ヒトのiPS細胞は2007年に初めて樹立に成功したという論文が同じ学術誌で報告されています。

iPS細胞技術は京都大学の山中伸弥教授らの研究チームによって開発されました。山中教授らは、4つの因子を体細胞に導入することでリプログラミング(どの細胞になるかを決めるプロセスを再起動すること)を起こすことが出来ることを発見し、2012年のノーベル生理学・医学賞を英国のジョン・ガードン卿と共同で受賞しました。I PeaceのCEO田邊剛士は、世界で初めてヒトiPS細胞の作製成功を報告した論文の第2著者でもあります。

iPS細胞は、プラスミド、RNA、ウイルスベクターなどのベクター(遺伝物質を運ぶためのDNAあるいはRNA)を使用して皮膚や血液などの体細胞にリプログラミング因子を導入し培養することで作製されます。弊社では、遺伝子に傷をつけない方法でリプログラミング遺伝子を導入しiPS細胞を作製しています。

iPS細胞の応用は、大きく分けて2つの方向性が考えられます。 一つは、iPS細胞を移植医療用の細胞の原材料として使う再生医療です。iPS細胞から神経や心臓などの細胞を作製し移植します。臓器移植を必要とする患者さんにとっては、順番待ちをしながらドナー(臓器提供者)が現れるのを待つ必要がなくなり、病気の進行との時間との戦いをする必要がなくなります。さらに、自分自身のiPS細胞から作製した細胞を移植すれば、免疫拒絶反応のリスクを最小限に抑えることができます。 もう一つは、iPS細胞を創薬スクリーニングや病態解明などの研究に応用することです。臨床に適用できるように詳細に研究するためには、数多くのサンプルが必要です。実際の患者さんで研究するばかりでは症例の蓄積に時間がかかりますが、iPS細胞から特定の臓器を作製すれば、数多くのサンプルを用い同時並行で比較研究することが可能です。また、希少疾患を持つ患者さんの細胞からiPS細胞を作り、そこから特定の臓器を多数作製することで、そのような疾患の研究を飛躍的に進めることが可能となります。

  1. 臍帯血造血幹細胞
    臍帯血は通常、出産して臍帯(へその緒)が切断された後に採取されます。臍帯血には、白血病やリンパ腫などの血液がんの患者や、鎌状赤血球症やウィスコットアルドリッチ症候群などの血液や免疫系の特定の疾患の治療に使用できる造血幹細胞が含まれています。臍帯血幹細胞と多能性幹細胞(iPS細胞およびES細胞)の主な違いの1つは、臍帯血幹細胞は血液細胞にのみ分化できるのに対し、多能性幹細胞はさまざまな種類の細胞に分化できるということです。したがって、臍帯血は「造血幹細胞移植」での使用のみが承認されています。

  2. 間葉系幹細胞(MSC)
    間葉系幹細胞は、人間の体の中に存在する幹細胞の一つで、臍帯血、骨髄、胎盤、脂肪組織、歯髄、その他の臓器からも分離できます。間葉系幹細胞の分化能は臍帯血に比べると多くの種類の臓器に分化することができますが、多能性幹細胞と比較すると限定的で、〇〇、〇〇など特定の種類の細胞にのみ分化することが出来ます。

  3. 歯髄幹細胞
    歯髄幹細胞(DPSC)は、培養中および移植時にさまざまな種類の細胞への比較的広範な多能性分化を示す、内歯由来の間葉系幹細胞(MSC)の特定のタイプです。それらは、象牙芽細胞、骨芽細胞、神経細胞、軟骨細胞、脂肪細胞、筋芽細胞、線維芽細胞、および内皮細胞などのいくつかの細胞集団で分化することができます。歯髄幹細胞由来の分化細胞は、歯科疾患だけでなく全身性疾患にも有用で、臍帯血からのものを含む他の多くのMSCよりも増殖能が高いですが、iPSCと比較するとその用途は狭く限られています。

  4. 他の幹細胞と比較した時のiPS細胞の利点
    iPS細胞の大きな利点の一つは、臍帯血造血幹細胞のように新生児に限られることもなく、老若男女問わず誰の細胞からでも作製できるという点にあります。また、高い分化能を持っており、あらゆる組織や臓器の細胞に変化する能力を有します。 加えて、iPS細胞はほぼ無限に増殖する能力を有している為、細胞移植医療の理想的な原材料であると言えます。より幅広く再生医療に適用可能です。

iPS細胞とES細胞の間には3つの大きな違いがあります。1つ目は、ES細胞は、体細胞と生殖細胞系列が分離する前の胚盤胞から細胞を取り出し培養することで作製されます。一方で、iPS細胞は血液や皮膚などの採取しやすい細胞から作製することが出来るため、発生初期の胚を破壊する必要がなく、ヒトES細胞の使用を取り巻く倫理的な問題を避けることが出来ます。さらに、患者さん自身のiPS細胞を作製してさまざまなタイプの細胞に分化することが可能であり、免疫拒絶反応のリスクを最小限に抑えながら移植することができます。

はい、何歳の方からでも作ることが出来ます。

NK細胞、T細胞を用いたがん治療  パーキンソン病、加齢性黄斑変性、角膜移植、軟骨移植については世界で臨床試験が進行中です。

理論的には、iPS細胞は神経系、心筋、血液を含むあらゆる種類の臓器の細胞に分化することができます。ただし、細胞や組織は3次元組織構造を持つ臓器の一部にすぎないため、iPS細胞から臓器そのものを作ることは容易ではありません。小さな肝臓などが出来たという報告がありますが、人間のサイズでかつ人間の体内でちゃんと機能するような立体的な臓器が出来たという報告はまだありません。立体的かつ機能的な臓器を作るには、iPS細胞技術、3Dプリンターの使用、生体材料、およびその他の技術を組み合わせることにより、さらなる技術開発が必要です。現時点では、細胞シートの応用に関する研究は、iPS細胞から機能的な3次元の臓器を作製する研究よりも進んでいます。 2020年1月、大阪大学は、iPS細胞由来の心臓シートを重篤な障害のある患者さんの心臓に移植する世界初の臨床試験を実施したことを発表しました。iPS細胞由来のNK細胞、T細胞を用いたがん治療、パーキンソン病、加齢性黄斑変性、角膜疾患、軟骨移植については世界で臨床試験が進行中です。

以下の疾患の臨床研究はすでに始まっています。しかし、まだ臨床研究には至っていないものの、他にも様々な疾患の研究が行われています。

がん、糖尿病、加齢黄斑変性、角膜疾患、網膜色素変性症、脊髄損傷、移植片対宿主病、筋ジストロフィー、パーキンソン病、ペンドレッド症候群、心臓病、血液悪性腫瘍、輸血/再生不良性貧血。

(強み)

  1. 自家移植を行うことにより、免疫拒絶反応のリスクを最小限に抑えることが出来る
    iPSCは患者さん自身の細胞から作製できるため、自家移植を行えば細胞移植治療の際の免疫拒絶反応のリスクを最小限に抑えることが可能です。

  2. 倫理的問題を回避できる
    iPS細胞の強みの一つは、体細胞から作製出来るため、生命の萌芽である胚(細胞分裂を既に始めた受精卵)を破壊する必要がなく倫理的な問題を回避できることです。そのため、多能性幹細胞の研究を行う科学者らはiPS細胞を使うことで公的研究費を得やすくなり、より多能性幹細胞の研究を進めやすくなります。また、細胞移植を受けるにあたっても、このような問題を患者さんが抱え込む心配もありません。

  3. 薬の開発および病気のメカニズムの研究に役立つ
    iPS細胞は疾患の病態解明や創薬スクリーニングに有用なツールです。患者さんの血液などから作製したiPS細胞由来の神経や心筋などの細胞は、患者さんの細胞と同じ特徴を持っています。したがって、疾患の特徴を持つ細胞を培養して、培養皿上で疾患モデルを構築し病気の性質やメカニズムを観察することができます 。
    また、薬剤候補などの様々な化合物を細胞に反応させることにより、薬剤の効果や毒性を試験管内で確認することが出来ます。
    iPS細胞技術のもう1つの重要な利点は、遺伝子編集技術を使って、遺伝子表現型をモデル化するために遺伝子的に調整された同質遺伝子コントロール細胞株の作製を可能にします。

疾患特異的iPS細胞は、患者さんの細胞から作製したiPS細胞のことで、創薬研究に役立ちます。疾患特異的iPS細胞は、その患者さんが罹患している病気の特性を持っていることが特徴です。
患者さんのiPS細胞から神経、心筋、肝臓、膵臓などの患部の細胞を作製し、その患部の状態や機能がどのように変化するかを研究し、病気の原因を解明する研究に使用することが期待されています。また、薬剤候補などの様々な化合物を細胞に適用することで、薬剤の効果や毒性を培養皿上で確認することが可能になり、創薬研究が飛躍的に進むと期待されています。

iPS細胞の医療応用に向けた課題の一つは、研究および臨床の両方の側面で利用できる患者由来の医療用iPS細胞を用意できるようにするということです。ロボット工学と閉じた小型化された流体システムを使用する私たちのアプローチは、GMP施設内での同時多種生産を可能にします。これは、iPS細胞製品が必要なときに患者だけでなく、個々の細胞の遺伝子型(ゲノムシーケンス)と疾患の表現型(たとえば、薬物が個人の細胞の疾患の進行にどのように影響するかなど)

iPS細胞はすでに様々な疾患の治療薬候補を探す薬物スクリーニングに使用されており、急速な利用拡大が期待されています。再生医療では、京都大学の山中伸弥授が2007にヒトiPS細胞の作製に成功したことを発表されて以来、日本、米国をはじめとする多くの国で様々な臨床応用研究が行われています。すでに臨床研究が始まっている疾患例として、加齢性黄斑変性症、パーキンソン病、虚血性心筋症、脊髄損傷などがあります。また、糖尿病、角膜疾患、脳梗塞、肝臓・腎臓疾患などの研究も行われています。
また、iPS細胞を用いたがん治療の一例としてCAR-T細胞療法の研究が注目されています。これは、がん患者の血液から作製したiPS細胞を遺伝子改変して、特定の癌細胞を認識して攻撃するT細胞を作製し、患者の体に戻す免疫療法です。

現時点では臓器移植に替わりiPS細胞由来の臓器細胞移植が行われた例はありませんが、iPS細胞の活用により、最終的に臓器移植の必要性のすべてではなくてもほとんどを置き換えることができることを期待しています。例えば、移植により臓器をすべて入れ替えるのではなく、臓器の問題のある部分だけを取り除き、iPS細胞由来のシート状臓器細胞を移植することにより機能を回復する研究も進められています。将来的にはiPS細胞由来の臓器細胞を3Dプリンティングで形成することも考えられます。そのためには、自家(自分から入手)のiPSセルバンキングが国民の支持と需要を獲得することが重要です。そのためには、iPS細胞の製造コストをさらに削減する努力を続ける必要があります。

現時点では、I Peace以外に完全閉鎖系iPS細胞自動製造装置の開発に成功したと公表している企業は世界的に見てもありません。多数のドナーから同時に臨床グレードのiPS細胞製造することが可能であるということが、弊社の細胞製造システムの大きな特徴の一つです。また、I Peaceでは血液からiPS細胞を作製しますが、血液を採取する時も閉鎖系の注射器を用い、製造システムも完全閉鎖系なので、採取した血液が外の空気等に触れることはなく、ほこりやウイルス、菌などの外来性異物が混入する心配がありません。

フローサイトメトリーや細胞ベースの免疫蛍光アッセイによる多能性マーカー発現、核型解析、マイクロアレイ、残留ベクター試験、無菌性試験、エンドトキシン試験、マイコプラズマ試験など、研究用およびGMPグレードのiPS細胞に必要な様々なアッセイを実施しています。GMP対応のiPS細胞については、厳格な品質管理システムの下で実施された検証済みのGMP対応アッセイを使用しています。詳しくはお問い合わせください。

  1. 21 CFR 1271(米国の規制)と生物由来原料基準(日本の規制)に合致しています。

センダイウイルスから作製しています。

京都にある、特定細胞製造加工物許可を受けた弊社施設で作製しています。

厚生労働省の特定細胞加工物製造許可を取得しています。また、FDAのガイドラインにも則っています。

可能です。お客様のマテリアルもしくはI Peaceでソーシングしたマテリアルから作製いたします。

5ラインのGMPラインのマスターセルバンクから作製した4ラインのリサーチグレードiPS細胞がございます。

基本的にはFicollを使って全血から分離されたPBMCを原料としていますが、他の原料もご相談に応じます。

現在多くのiPS細胞を活用した臨床研究が行われていますが、依然研究段階ですぐに使うことはできません。将来使えるようになったときに備えるためのサービスです。また、お客様に同意頂いた場合は、世界の最先端の再生医療の治療や創薬研究に活用され、iPS細胞医療の発展を通じて、自分自身のみならず、他の病気の人々が将来助かる可能性を積極的に高めることがきます。詳細はこちら

年齢を経ると細胞内のDNAに傷がつくため、より若い年齢の時に作製することが望ましいですが、特に年齢制限はありません。今作製し、保管しておけば現在多く行われている臨床研究が上市した際にすぐに使うことができます。

iPS細胞を活用した再生医療は幅広い分野で進んでいます。最新の研究状況はこちらをご覧ください。

基本的にはご自身用のみにお使い頂くことを想定しています。

お申込みを頂いた後、採血をさせて頂きます。その後の製造や保管はI Peaceにて行います。詳細はこちら

iPS細胞は様々な体細胞になれる多能性幹細胞の一種で、現在他にバンキングサービスが提供されている臍帯血や間葉系幹細胞、歯髄幹細胞等と比較してもより幅広い用途への活用が期待されています。

現在様々な企業が早期にiPS細胞を活用した再生医療が提供できるよう、臨床研究を進めています。最新の研究状況はこちらをご覧ください。

品質評価の際に、ガン化するリスクのある遺伝子等は全て排除されていることを確認しています。

286万円(税込み)+保管料になります。詳細は弊社宛お問い合わせください。

基本的にはどなたでも作製頂けます。ご懸念がある方はご相談ください。

東京、京都にあります。

どのような病気かにもよりますので、ご心配のある方は弊社宛お問い合わせください。

年齢制限は特にありません。30mlの血液が必要になりますので幼いお子様で作製ご希望の方はご留意頂き、ご懸念等ございましたら弊社宛ご相談頂けますと幸いです。

凍結保存された後も品質が担保される特別な試薬を使います。

凍結前にしっかりと品質評価をした上で凍結しますし、品質が担保される状況で保存されますので品質にも問題はありません。

iPS細胞を活用した再生医療商品が上市した際に活用できます。ご担当のお医者様からI Peace宛てにご指示頂ければ活用のコーディネーションを致します。

iPS細胞自体も、またiPS細胞を活用した医療も新しいものであり、特に医療に関しては現在は研究段階となりますので将来必ず使えるか、またどのように使えるかの実績はまだありません。一方で、iPS細胞の変異原性が懸念されるかもしれませんが、最新の研究では特別にリスクがあるとは結論づけられていません。

I Peaceの臨床細胞培養士が作製しています。弊社iPS細胞製造スタッフは皆医療用iPS細胞の作製に長く従事しており、深い知識と経験を誇ります。

iPS細胞の正式名称は、「人工多能性幹細胞」といい、その英語名称であるinduced pluripotent stem cellの頭文字をとってiPS細胞と呼ばれています。多能性とは、様々な細胞に変化することが可能、という意味で、理論的にはどんな細胞にも変化することができます。これまでには、神経、心筋、網膜、免疫系細胞、などの細胞が作製されています。幹細胞とは、分裂して自分自身と同じ細胞を作る能力と、他の種類の細胞に分化する能力を持つ細胞です。i皮膚や血液などの細胞に、ごく少数の因子を導入して培養することで、様々な組織や臓器の細胞に変化する能力とほぼ無限に増殖する能力をもつ多能性幹細胞であるiPS細胞に変化します。iPS細胞から細胞移植治療に必要な様々な細胞を作ることが可能です。

マウスiPS細胞は2006年に国際学術誌Cellで報告され、ヒトのiPS細胞は2007年に初めて樹立に成功したという論文が同じ学術誌で報告されています。

iPS細胞技術は京都大学の山中伸弥教授らの研究チームによって開発されました。山中教授らは、4つの因子を体細胞に導入することでリプログラミング(どの細胞になるかを決めるプロセスを再起動すること)を起こすことが出来ることを発見し、2012年のノーベル生理学・医学賞を英国のジョン・ガードン卿と共同で受賞しました。I PeaceのCEO田邊剛士は、世界で初めてヒトiPS細胞の作製成功を報告した論文の第2著者でもあります。

iPS細胞は、プラスミド、RNA、ウイルスベクターなどのベクター(遺伝物質を運ぶためのDNAあるいはRNA)を使用して皮膚や血液などの体細胞にリプログラミング因子を導入し培養することで作製されます。弊社では、遺伝子に傷をつけない方法でリプログラミング遺伝子を導入しiPS細胞を作製しています。

iPS細胞の応用は、大きく分けて2つの方向性が考えられます。 一つは、iPS細胞を移植医療用の細胞の原材料として使う再生医療です。iPS細胞から神経や心臓などの細胞を作製し移植します。臓器移植を必要とする患者さんにとっては、順番待ちをしながらドナー(臓器提供者)が現れるのを待つ必要がなくなり、病気の進行との時間との戦いをする必要がなくなります。さらに、自分自身のiPS細胞から作製した細胞を移植すれば、免疫拒絶反応のリスクを最小限に抑えることができます。 もう一つは、iPS細胞を創薬スクリーニングや病態解明などの研究に応用することです。臨床に適用できるように詳細に研究するためには、数多くのサンプルが必要です。実際の患者さんで研究するばかりでは症例の蓄積に時間がかかりますが、iPS細胞から特定の臓器を作製すれば、数多くのサンプルを用い同時並行で比較研究することが可能です。また、希少疾患を持つ患者さんの細胞からiPS細胞を作り、そこから特定の臓器を多数作製することで、そのような疾患の研究を飛躍的に進めることが可能となります。

  1. 臍帯血造血幹細胞
    臍帯血は通常、出産して臍帯(へその緒)が切断された後に採取されます。臍帯血には、白血病やリンパ腫などの血液がんの患者や、鎌状赤血球症やウィスコットアルドリッチ症候群などの血液や免疫系の特定の疾患の治療に使用できる造血幹細胞が含まれています。臍帯血幹細胞と多能性幹細胞(iPS細胞およびES細胞)の主な違いの1つは、臍帯血幹細胞は血液細胞にのみ分化できるのに対し、多能性幹細胞はさまざまな種類の細胞に分化できるということです。したがって、臍帯血は「造血幹細胞移植」での使用のみが承認されています。

  2. 間葉系幹細胞(MSC)
    間葉系幹細胞は、人間の体の中に存在する幹細胞の一つで、臍帯血、骨髄、胎盤、脂肪組織、歯髄、その他の臓器からも分離できます。間葉系幹細胞の分化能は臍帯血に比べると多くの種類の臓器に分化することができますが、多能性幹細胞と比較すると限定的で、〇〇、〇〇など特定の種類の細胞にのみ分化することが出来ます。

  3. 歯髄幹細胞
    歯髄幹細胞(DPSC)は、培養中および移植時にさまざまな種類の細胞への比較的広範な多能性分化を示す、内歯由来の間葉系幹細胞(MSC)の特定のタイプです。それらは、象牙芽細胞、骨芽細胞、神経細胞、軟骨細胞、脂肪細胞、筋芽細胞、線維芽細胞、および内皮細胞などのいくつかの細胞集団で分化することができます。歯髄幹細胞由来の分化細胞は、歯科疾患だけでなく全身性疾患にも有用で、臍帯血からのものを含む他の多くのMSCよりも増殖能が高いですが、iPSCと比較するとその用途は狭く限られています。

  4. 他の幹細胞と比較した時のiPS細胞の利点
    iPS細胞の大きな利点の一つは、臍帯血造血幹細胞のように新生児に限られることもなく、老若男女問わず誰の細胞からでも作製できるという点にあります。また、高い分化能を持っており、あらゆる組織や臓器の細胞に変化する能力を有します。 加えて、iPS細胞はほぼ無限に増殖する能力を有している為、細胞移植医療の理想的な原材料であると言えます。より幅広く再生医療に適用可能です。

iPS細胞とES細胞の間には3つの大きな違いがあります。1つ目は、ES細胞は、体細胞と生殖細胞系列が分離する前の胚盤胞から細胞を取り出し培養することで作製されます。一方で、iPS細胞は血液や皮膚などの採取しやすい細胞から作製することが出来るため、発生初期の胚を破壊する必要がなく、ヒトES細胞の使用を取り巻く倫理的な問題を避けることが出来ます。さらに、患者さん自身のiPS細胞を作製してさまざまなタイプの細胞に分化することが可能であり、免疫拒絶反応のリスクを最小限に抑えながら移植することができます。

はい、何歳の方からでも作ることが出来ます。

NK細胞、T細胞を用いたがん治療  パーキンソン病、加齢性黄斑変性、角膜移植、軟骨移植については世界で臨床試験が進行中です。

理論的には、iPS細胞は神経系、心筋、血液を含むあらゆる種類の臓器の細胞に分化することができます。ただし、細胞や組織は3次元組織構造を持つ臓器の一部にすぎないため、iPS細胞から臓器そのものを作ることは容易ではありません。小さな肝臓などが出来たという報告がありますが、人間のサイズでかつ人間の体内でちゃんと機能するような立体的な臓器が出来たという報告はまだありません。立体的かつ機能的な臓器を作るには、iPS細胞技術、3Dプリンターの使用、生体材料、およびその他の技術を組み合わせることにより、さらなる技術開発が必要です。現時点では、細胞シートの応用に関する研究は、iPS細胞から機能的な3次元の臓器を作製する研究よりも進んでいます。 2020年1月、大阪大学は、iPS細胞由来の心臓シートを重篤な障害のある患者さんの心臓に移植する世界初の臨床試験を実施したことを発表しました。iPS細胞由来のNK細胞、T細胞を用いたがん治療、パーキンソン病、加齢性黄斑変性、角膜疾患、軟骨移植については世界で臨床試験が進行中です。

以下の疾患の臨床研究はすでに始まっています。しかし、まだ臨床研究には至っていないものの、他にも様々な疾患の研究が行われています。

がん、糖尿病、加齢黄斑変性、角膜疾患、網膜色素変性症、脊髄損傷、移植片対宿主病、筋ジストロフィー、パーキンソン病、ペンドレッド症候群、心臓病、血液悪性腫瘍、輸血/再生不良性貧血。

(強み)

  1. 自家移植を行うことにより、免疫拒絶反応のリスクを最小限に抑えることが出来る
    iPSCは患者さん自身の細胞から作製できるため、自家移植を行えば細胞移植治療の際の免疫拒絶反応のリスクを最小限に抑えることが可能です。

  2. 倫理的問題を回避できる
    iPS細胞の強みの一つは、体細胞から作製出来るため、生命の萌芽である胚(細胞分裂を既に始めた受精卵)を破壊する必要がなく倫理的な問題を回避できることです。そのため、多能性幹細胞の研究を行う科学者らはiPS細胞を使うことで公的研究費を得やすくなり、より多能性幹細胞の研究を進めやすくなります。また、細胞移植を受けるにあたっても、このような問題を患者さんが抱え込む心配もありません。

  3. 薬の開発および病気のメカニズムの研究に役立つ
    iPS細胞は疾患の病態解明や創薬スクリーニングに有用なツールです。患者さんの血液などから作製したiPS細胞由来の神経や心筋などの細胞は、患者さんの細胞と同じ特徴を持っています。したがって、疾患の特徴を持つ細胞を培養して、培養皿上で疾患モデルを構築し病気の性質やメカニズムを観察することができます 。
    また、薬剤候補などの様々な化合物を細胞に反応させることにより、薬剤の効果や毒性を試験管内で確認することが出来ます。
    iPS細胞技術のもう1つの重要な利点は、遺伝子編集技術を使って、遺伝子表現型をモデル化するために遺伝子的に調整された同質遺伝子コントロール細胞株の作製を可能にします。

疾患特異的iPS細胞は、患者さんの細胞から作製したiPS細胞のことで、創薬研究に役立ちます。疾患特異的iPS細胞は、その患者さんが罹患している病気の特性を持っていることが特徴です。
患者さんのiPS細胞から神経、心筋、肝臓、膵臓などの患部の細胞を作製し、その患部の状態や機能がどのように変化するかを研究し、病気の原因を解明する研究に使用することが期待されています。また、薬剤候補などの様々な化合物を細胞に適用することで、薬剤の効果や毒性を培養皿上で確認することが可能になり、創薬研究が飛躍的に進むと期待されています。

iPS細胞の医療応用に向けた課題の一つは、研究および臨床の両方の側面で利用できる患者由来の医療用iPS細胞を用意できるようにするということです。ロボット工学と閉じた小型化された流体システムを使用する私たちのアプローチは、GMP施設内での同時多種生産を可能にします。これは、iPS細胞製品が必要なときに患者だけでなく、個々の細胞の遺伝子型(ゲノムシーケンス)と疾患の表現型(たとえば、薬物が個人の細胞の疾患の進行にどのように影響するかなど)

iPS細胞はすでに様々な疾患の治療薬候補を探す薬物スクリーニングに使用されており、急速な利用拡大が期待されています。再生医療では、京都大学の山中伸弥授が2007にヒトiPS細胞の作製に成功したことを発表されて以来、日本、米国をはじめとする多くの国で様々な臨床応用研究が行われています。すでに臨床研究が始まっている疾患例として、加齢性黄斑変性症、パーキンソン病、虚血性心筋症、脊髄損傷などがあります。また、糖尿病、角膜疾患、脳梗塞、肝臓・腎臓疾患などの研究も行われています。
また、iPS細胞を用いたがん治療の一例としてCAR-T細胞療法の研究が注目されています。これは、がん患者の血液から作製したiPS細胞を遺伝子改変して、特定の癌細胞を認識して攻撃するT細胞を作製し、患者の体に戻す免疫療法です。

現時点では臓器移植に替わりiPS細胞由来の臓器細胞移植が行われた例はありませんが、iPS細胞の活用により、最終的に臓器移植の必要性のすべてではなくてもほとんどを置き換えることができることを期待しています。例えば、移植により臓器をすべて入れ替えるのではなく、臓器の問題のある部分だけを取り除き、iPS細胞由来のシート状臓器細胞を移植することにより機能を回復する研究も進められています。将来的にはiPS細胞由来の臓器細胞を3Dプリンティングで形成することも考えられます。そのためには、自家(自分から入手)のiPSセルバンキングが国民の支持と需要を獲得することが重要です。そのためには、iPS細胞の製造コストをさらに削減する努力を続ける必要があります。

現時点では、I Peace以外に完全閉鎖系iPS細胞自動製造装置の開発に成功したと公表している企業は世界的に見てもありません。多数のドナーから同時に臨床グレードのiPS細胞製造することが可能であるということが、弊社の細胞製造システムの大きな特徴の一つです。また、I Peaceでは血液からiPS細胞を作製しますが、血液を採取する時も閉鎖系の注射器を用い、製造システムも完全閉鎖系なので、採取した血液が外の空気等に触れることはなく、ほこりやウイルス、菌などの外来性異物が混入する心配がありません。

企業・研究機関の方

フローサイトメトリーや細胞ベースの免疫蛍光アッセイによる多能性マーカー発現、核型解析、マイクロアレイ、残留ベクター試験、無菌性試験、エンドトキシン試験、マイコプラズマ試験など、研究用およびGMPグレードのiPS細胞に必要な様々なアッセイを実施しています。GMP対応のiPS細胞については、厳格な品質管理システムの下で実施された検証済みのGMP対応アッセイを使用しています。詳しくはお問い合わせください。

  1. 21 CFR 1271(米国の規制)と生物由来原料基準(日本の規制)に合致しています。

センダイウイルスから作製しています。

京都にある、特定細胞製造加工物許可を受けた弊社施設で作製しています。

厚生労働省の特定細胞加工物製造許可を取得しています。また、FDAのガイドラインにも則っています。

可能です。お客様のマテリアルもしくはI Peaceでソーシングしたマテリアルから作製いたします。

5ラインのGMPラインのマスターセルバンクから作製した4ラインのリサーチグレードiPS細胞がございます。

基本的にはFicollを使って全血から分離されたPBMCを原料としていますが、他の原料もご相談に応じます。

個人の方

現在多くのiPS細胞を活用した臨床研究が行われていますが、依然研究段階ですぐに使うことはできません。将来使えるようになったときに備えるためのサービスです。また、お客様に同意頂いた場合は、世界の最先端の再生医療の治療や創薬研究に活用され、iPS細胞医療の発展を通じて、自分自身のみならず、他の病気の人々が将来助かる可能性を積極的に高めることがきます。詳細はこちら

年齢を経ると細胞内のDNAに傷がつくため、より若い年齢の時に作製することが望ましいですが、特に年齢制限はありません。今作製し、保管しておけば現在多く行われている臨床研究が上市した際にすぐに使うことができます。

iPS細胞を活用した再生医療は幅広い分野で進んでいます。最新の研究状況はこちらをご覧ください。

基本的にはご自身用のみにお使い頂くことを想定しています。

お申込みを頂いた後、採血をさせて頂きます。その後の製造や保管はI Peaceにて行います。詳細はこちら

iPS細胞は様々な体細胞になれる多能性幹細胞の一種で、現在他にバンキングサービスが提供されている臍帯血や間葉系幹細胞、歯髄幹細胞等と比較してもより幅広い用途への活用が期待されています。

現在様々な企業が早期にiPS細胞を活用した再生医療が提供できるよう、臨床研究を進めています。最新の研究状況はこちらをご覧ください。

品質評価の際に、ガン化するリスクのある遺伝子等は全て排除されていることを確認しています。

286万円(税込み)+保管料になります。詳細は弊社宛お問い合わせください。

基本的にはどなたでも作製頂けます。ご懸念がある方はご相談ください。

東京、京都にあります。

どのような病気かにもよりますので、ご心配のある方は弊社宛お問い合わせください。

年齢制限は特にありません。30mlの血液が必要になりますので幼いお子様で作製ご希望の方はご留意頂き、ご懸念等ございましたら弊社宛ご相談頂けますと幸いです。

凍結保存された後も品質が担保される特別な試薬を使います。

凍結前にしっかりと品質評価をした上で凍結しますし、品質が担保される状況で保存されますので品質にも問題はありません。

iPS細胞を活用した再生医療商品が上市した際に活用できます。ご担当のお医者様からI Peace宛てにご指示頂ければ活用のコーディネーションを致します。

iPS細胞自体も、またiPS細胞を活用した医療も新しいものであり、特に医療に関しては現在は研究段階となりますので将来必ず使えるか、またどのように使えるかの実績はまだありません。一方で、iPS細胞の変異原性が懸念されるかもしれませんが、最新の研究では特別にリスクがあるとは結論づけられていません。

I Peaceの臨床細胞培養士が作製しています。弊社iPS細胞製造スタッフは皆医療用iPS細胞の作製に長く従事しており、深い知識と経験を誇ります。

iPS細胞について

iPS細胞の正式名称は、「人工多能性幹細胞」といい、その英語名称であるinduced pluripotent stem cellの頭文字をとってiPS細胞と呼ばれています。多能性とは、様々な細胞に変化することが可能、という意味で、理論的にはどんな細胞にも変化することができます。これまでには、神経、心筋、網膜、免疫系細胞、などの細胞が作製されています。幹細胞とは、分裂して自分自身と同じ細胞を作る能力と、他の種類の細胞に分化する能力を持つ細胞です。i皮膚や血液などの細胞に、ごく少数の因子を導入して培養することで、様々な組織や臓器の細胞に変化する能力とほぼ無限に増殖する能力をもつ多能性幹細胞であるiPS細胞に変化します。iPS細胞から細胞移植治療に必要な様々な細胞を作ることが可能です。

マウスiPS細胞は2006年に国際学術誌Cellで報告され、ヒトのiPS細胞は2007年に初めて樹立に成功したという論文が同じ学術誌で報告されています。

iPS細胞技術は京都大学の山中伸弥教授らの研究チームによって開発されました。山中教授らは、4つの因子を体細胞に導入することでリプログラミング(どの細胞になるかを決めるプロセスを再起動すること)を起こすことが出来ることを発見し、2012年のノーベル生理学・医学賞を英国のジョン・ガードン卿と共同で受賞しました。I PeaceのCEO田邊剛士は、世界で初めてヒトiPS細胞の作製成功を報告した論文の第2著者でもあります。

iPS細胞は、プラスミド、RNA、ウイルスベクターなどのベクター(遺伝物質を運ぶためのDNAあるいはRNA)を使用して皮膚や血液などの体細胞にリプログラミング因子を導入し培養することで作製されます。弊社では、遺伝子に傷をつけない方法でリプログラミング遺伝子を導入しiPS細胞を作製しています。

iPS細胞の応用は、大きく分けて2つの方向性が考えられます。 一つは、iPS細胞を移植医療用の細胞の原材料として使う再生医療です。iPS細胞から神経や心臓などの細胞を作製し移植します。臓器移植を必要とする患者さんにとっては、順番待ちをしながらドナー(臓器提供者)が現れるのを待つ必要がなくなり、病気の進行との時間との戦いをする必要がなくなります。さらに、自分自身のiPS細胞から作製した細胞を移植すれば、免疫拒絶反応のリスクを最小限に抑えることができます。 もう一つは、iPS細胞を創薬スクリーニングや病態解明などの研究に応用することです。臨床に適用できるように詳細に研究するためには、数多くのサンプルが必要です。実際の患者さんで研究するばかりでは症例の蓄積に時間がかかりますが、iPS細胞から特定の臓器を作製すれば、数多くのサンプルを用い同時並行で比較研究することが可能です。また、希少疾患を持つ患者さんの細胞からiPS細胞を作り、そこから特定の臓器を多数作製することで、そのような疾患の研究を飛躍的に進めることが可能となります。

  1. 臍帯血造血幹細胞
    臍帯血は通常、出産して臍帯(へその緒)が切断された後に採取されます。臍帯血には、白血病やリンパ腫などの血液がんの患者や、鎌状赤血球症やウィスコットアルドリッチ症候群などの血液や免疫系の特定の疾患の治療に使用できる造血幹細胞が含まれています。臍帯血幹細胞と多能性幹細胞(iPS細胞およびES細胞)の主な違いの1つは、臍帯血幹細胞は血液細胞にのみ分化できるのに対し、多能性幹細胞はさまざまな種類の細胞に分化できるということです。したがって、臍帯血は「造血幹細胞移植」での使用のみが承認されています。

  2. 間葉系幹細胞(MSC)
    間葉系幹細胞は、人間の体の中に存在する幹細胞の一つで、臍帯血、骨髄、胎盤、脂肪組織、歯髄、その他の臓器からも分離できます。間葉系幹細胞の分化能は臍帯血に比べると多くの種類の臓器に分化することができますが、多能性幹細胞と比較すると限定的で、〇〇、〇〇など特定の種類の細胞にのみ分化することが出来ます。

  3. 歯髄幹細胞
    歯髄幹細胞(DPSC)は、培養中および移植時にさまざまな種類の細胞への比較的広範な多能性分化を示す、内歯由来の間葉系幹細胞(MSC)の特定のタイプです。それらは、象牙芽細胞、骨芽細胞、神経細胞、軟骨細胞、脂肪細胞、筋芽細胞、線維芽細胞、および内皮細胞などのいくつかの細胞集団で分化することができます。歯髄幹細胞由来の分化細胞は、歯科疾患だけでなく全身性疾患にも有用で、臍帯血からのものを含む他の多くのMSCよりも増殖能が高いですが、iPSCと比較するとその用途は狭く限られています。

  4. 他の幹細胞と比較した時のiPS細胞の利点
    iPS細胞の大きな利点の一つは、臍帯血造血幹細胞のように新生児に限られることもなく、老若男女問わず誰の細胞からでも作製できるという点にあります。また、高い分化能を持っており、あらゆる組織や臓器の細胞に変化する能力を有します。 加えて、iPS細胞はほぼ無限に増殖する能力を有している為、細胞移植医療の理想的な原材料であると言えます。より幅広く再生医療に適用可能です。

iPS細胞とES細胞の間には3つの大きな違いがあります。1つ目は、ES細胞は、体細胞と生殖細胞系列が分離する前の胚盤胞から細胞を取り出し培養することで作製されます。一方で、iPS細胞は血液や皮膚などの採取しやすい細胞から作製することが出来るため、発生初期の胚を破壊する必要がなく、ヒトES細胞の使用を取り巻く倫理的な問題を避けることが出来ます。さらに、患者さん自身のiPS細胞を作製してさまざまなタイプの細胞に分化することが可能であり、免疫拒絶反応のリスクを最小限に抑えながら移植することができます。

はい、何歳の方からでも作ることが出来ます。

NK細胞、T細胞を用いたがん治療  パーキンソン病、加齢性黄斑変性、角膜移植、軟骨移植については世界で臨床試験が進行中です。

理論的には、iPS細胞は神経系、心筋、血液を含むあらゆる種類の臓器の細胞に分化することができます。ただし、細胞や組織は3次元組織構造を持つ臓器の一部にすぎないため、iPS細胞から臓器そのものを作ることは容易ではありません。小さな肝臓などが出来たという報告がありますが、人間のサイズでかつ人間の体内でちゃんと機能するような立体的な臓器が出来たという報告はまだありません。立体的かつ機能的な臓器を作るには、iPS細胞技術、3Dプリンターの使用、生体材料、およびその他の技術を組み合わせることにより、さらなる技術開発が必要です。現時点では、細胞シートの応用に関する研究は、iPS細胞から機能的な3次元の臓器を作製する研究よりも進んでいます。 2020年1月、大阪大学は、iPS細胞由来の心臓シートを重篤な障害のある患者さんの心臓に移植する世界初の臨床試験を実施したことを発表しました。iPS細胞由来のNK細胞、T細胞を用いたがん治療、パーキンソン病、加齢性黄斑変性、角膜疾患、軟骨移植については世界で臨床試験が進行中です。

以下の疾患の臨床研究はすでに始まっています。しかし、まだ臨床研究には至っていないものの、他にも様々な疾患の研究が行われています。

がん、糖尿病、加齢黄斑変性、角膜疾患、網膜色素変性症、脊髄損傷、移植片対宿主病、筋ジストロフィー、パーキンソン病、ペンドレッド症候群、心臓病、血液悪性腫瘍、輸血/再生不良性貧血。

(強み)

  1. 自家移植を行うことにより、免疫拒絶反応のリスクを最小限に抑えることが出来る
    iPSCは患者さん自身の細胞から作製できるため、自家移植を行えば細胞移植治療の際の免疫拒絶反応のリスクを最小限に抑えることが可能です。

  2. 倫理的問題を回避できる
    iPS細胞の強みの一つは、体細胞から作製出来るため、生命の萌芽である胚(細胞分裂を既に始めた受精卵)を破壊する必要がなく倫理的な問題を回避できることです。そのため、多能性幹細胞の研究を行う科学者らはiPS細胞を使うことで公的研究費を得やすくなり、より多能性幹細胞の研究を進めやすくなります。また、細胞移植を受けるにあたっても、このような問題を患者さんが抱え込む心配もありません。

  3. 薬の開発および病気のメカニズムの研究に役立つ
    iPS細胞は疾患の病態解明や創薬スクリーニングに有用なツールです。患者さんの血液などから作製したiPS細胞由来の神経や心筋などの細胞は、患者さんの細胞と同じ特徴を持っています。したがって、疾患の特徴を持つ細胞を培養して、培養皿上で疾患モデルを構築し病気の性質やメカニズムを観察することができます 。
    また、薬剤候補などの様々な化合物を細胞に反応させることにより、薬剤の効果や毒性を試験管内で確認することが出来ます。
    iPS細胞技術のもう1つの重要な利点は、遺伝子編集技術を使って、遺伝子表現型をモデル化するために遺伝子的に調整された同質遺伝子コントロール細胞株の作製を可能にします。

疾患特異的iPS細胞は、患者さんの細胞から作製したiPS細胞のことで、創薬研究に役立ちます。疾患特異的iPS細胞は、その患者さんが罹患している病気の特性を持っていることが特徴です。
患者さんのiPS細胞から神経、心筋、肝臓、膵臓などの患部の細胞を作製し、その患部の状態や機能がどのように変化するかを研究し、病気の原因を解明する研究に使用することが期待されています。また、薬剤候補などの様々な化合物を細胞に適用することで、薬剤の効果や毒性を培養皿上で確認することが可能になり、創薬研究が飛躍的に進むと期待されています。

iPS細胞の医療応用に向けた課題の一つは、研究および臨床の両方の側面で利用できる患者由来の医療用iPS細胞を用意できるようにするということです。ロボット工学と閉じた小型化された流体システムを使用する私たちのアプローチは、GMP施設内での同時多種生産を可能にします。これは、iPS細胞製品が必要なときに患者だけでなく、個々の細胞の遺伝子型(ゲノムシーケンス)と疾患の表現型(たとえば、薬物が個人の細胞の疾患の進行にどのように影響するかなど)

iPS細胞はすでに様々な疾患の治療薬候補を探す薬物スクリーニングに使用されており、急速な利用拡大が期待されています。再生医療では、京都大学の山中伸弥授が2007にヒトiPS細胞の作製に成功したことを発表されて以来、日本、米国をはじめとする多くの国で様々な臨床応用研究が行われています。すでに臨床研究が始まっている疾患例として、加齢性黄斑変性症、パーキンソン病、虚血性心筋症、脊髄損傷などがあります。また、糖尿病、角膜疾患、脳梗塞、肝臓・腎臓疾患などの研究も行われています。
また、iPS細胞を用いたがん治療の一例としてCAR-T細胞療法の研究が注目されています。これは、がん患者の血液から作製したiPS細胞を遺伝子改変して、特定の癌細胞を認識して攻撃するT細胞を作製し、患者の体に戻す免疫療法です。

現時点では臓器移植に替わりiPS細胞由来の臓器細胞移植が行われた例はありませんが、iPS細胞の活用により、最終的に臓器移植の必要性のすべてではなくてもほとんどを置き換えることができることを期待しています。例えば、移植により臓器をすべて入れ替えるのではなく、臓器の問題のある部分だけを取り除き、iPS細胞由来のシート状臓器細胞を移植することにより機能を回復する研究も進められています。将来的にはiPS細胞由来の臓器細胞を3Dプリンティングで形成することも考えられます。そのためには、自家(自分から入手)のiPSセルバンキングが国民の支持と需要を獲得することが重要です。そのためには、iPS細胞の製造コストをさらに削減する努力を続ける必要があります。

現時点では、I Peace以外に完全閉鎖系iPS細胞自動製造装置の開発に成功したと公表している企業は世界的に見てもありません。多数のドナーから同時に臨床グレードのiPS細胞製造することが可能であるということが、弊社の細胞製造システムの大きな特徴の一つです。また、I Peaceでは血液からiPS細胞を作製しますが、血液を採取する時も閉鎖系の注射器を用い、製造システムも完全閉鎖系なので、採取した血液が外の空気等に触れることはなく、ほこりやウイルス、菌などの外来性異物が混入する心配がありません。

フローサイトメトリーや細胞ベースの免疫蛍光アッセイによる多能性マーカー発現、核型解析、マイクロアレイ、残留ベクター試験、無菌性試験、エンドトキシン試験、マイコプラズマ試験など、研究用およびGMPグレードのiPS細胞に必要な様々なアッセイを実施しています。GMP対応のiPS細胞については、厳格な品質管理システムの下で実施された検証済みのGMP対応アッセイを使用しています。詳しくはお問い合わせください。

  1. 21 CFR 1271(米国の規制)と生物由来原料基準(日本の規制)に合致しています。

センダイウイルスから作製しています。

京都にある、特定細胞製造加工物許可を受けた弊社施設で作製しています。

厚生労働省の特定細胞加工物製造許可を取得しています。また、FDAのガイドラインにも則っています。

可能です。お客様のマテリアルもしくはI Peaceでソーシングしたマテリアルから作製いたします。

5ラインのGMPラインのマスターセルバンクから作製した4ラインのリサーチグレードiPS細胞がございます。

基本的にはFicollを使って全血から分離されたPBMCを原料としていますが、他の原料もご相談に応じます。

現在多くのiPS細胞を活用した臨床研究が行われていますが、依然研究段階ですぐに使うことはできません。将来使えるようになったときに備えるためのサービスです。また、お客様に同意頂いた場合は、世界の最先端の再生医療の治療や創薬研究に活用され、iPS細胞医療の発展を通じて、自分自身のみならず、他の病気の人々が将来助かる可能性を積極的に高めることがきます。詳細はこちら

年齢を経ると細胞内のDNAに傷がつくため、より若い年齢の時に作製することが望ましいですが、特に年齢制限はありません。今作製し、保管しておけば現在多く行われている臨床研究が上市した際にすぐに使うことができます。

iPS細胞を活用した再生医療は幅広い分野で進んでいます。最新の研究状況はこちらをご覧ください。

基本的にはご自身用のみにお使い頂くことを想定しています。

お申込みを頂いた後、採血をさせて頂きます。その後の製造や保管はI Peaceにて行います。詳細はこちら

iPS細胞は様々な体細胞になれる多能性幹細胞の一種で、現在他にバンキングサービスが提供されている臍帯血や間葉系幹細胞、歯髄幹細胞等と比較してもより幅広い用途への活用が期待されています。

現在様々な企業が早期にiPS細胞を活用した再生医療が提供できるよう、臨床研究を進めています。最新の研究状況はこちらをご覧ください。

品質評価の際に、ガン化するリスクのある遺伝子等は全て排除されていることを確認しています。

286万円(税込み)+保管料になります。詳細は弊社宛お問い合わせください。

基本的にはどなたでも作製頂けます。ご懸念がある方はご相談ください。

東京、京都にあります。

どのような病気かにもよりますので、ご心配のある方は弊社宛お問い合わせください。

年齢制限は特にありません。30mlの血液が必要になりますので幼いお子様で作製ご希望の方はご留意頂き、ご懸念等ございましたら弊社宛ご相談頂けますと幸いです。

凍結保存された後も品質が担保される特別な試薬を使います。

凍結前にしっかりと品質評価をした上で凍結しますし、品質が担保される状況で保存されますので品質にも問題はありません。

iPS細胞を活用した再生医療商品が上市した際に活用できます。ご担当のお医者様からI Peace宛てにご指示頂ければ活用のコーディネーションを致します。

iPS細胞自体も、またiPS細胞を活用した医療も新しいものであり、特に医療に関しては現在は研究段階となりますので将来必ず使えるか、またどのように使えるかの実績はまだありません。一方で、iPS細胞の変異原性が懸念されるかもしれませんが、最新の研究では特別にリスクがあるとは結論づけられていません。

I Peaceの臨床細胞培養士が作製しています。弊社iPS細胞製造スタッフは皆医療用iPS細胞の作製に長く従事しており、深い知識と経験を誇ります。

iPS細胞の正式名称は、「人工多能性幹細胞」といい、その英語名称であるinduced pluripotent stem cellの頭文字をとってiPS細胞と呼ばれています。多能性とは、様々な細胞に変化することが可能、という意味で、理論的にはどんな細胞にも変化することができます。これまでには、神経、心筋、網膜、免疫系細胞、などの細胞が作製されています。幹細胞とは、分裂して自分自身と同じ細胞を作る能力と、他の種類の細胞に分化する能力を持つ細胞です。i皮膚や血液などの細胞に、ごく少数の因子を導入して培養することで、様々な組織や臓器の細胞に変化する能力とほぼ無限に増殖する能力をもつ多能性幹細胞であるiPS細胞に変化します。iPS細胞から細胞移植治療に必要な様々な細胞を作ることが可能です。

マウスiPS細胞は2006年に国際学術誌Cellで報告され、ヒトのiPS細胞は2007年に初めて樹立に成功したという論文が同じ学術誌で報告されています。

iPS細胞技術は京都大学の山中伸弥教授らの研究チームによって開発されました。山中教授らは、4つの因子を体細胞に導入することでリプログラミング(どの細胞になるかを決めるプロセスを再起動すること)を起こすことが出来ることを発見し、2012年のノーベル生理学・医学賞を英国のジョン・ガードン卿と共同で受賞しました。I PeaceのCEO田邊剛士は、世界で初めてヒトiPS細胞の作製成功を報告した論文の第2著者でもあります。

iPS細胞は、プラスミド、RNA、ウイルスベクターなどのベクター(遺伝物質を運ぶためのDNAあるいはRNA)を使用して皮膚や血液などの体細胞にリプログラミング因子を導入し培養することで作製されます。弊社では、遺伝子に傷をつけない方法でリプログラミング遺伝子を導入しiPS細胞を作製しています。

iPS細胞の応用は、大きく分けて2つの方向性が考えられます。 一つは、iPS細胞を移植医療用の細胞の原材料として使う再生医療です。iPS細胞から神経や心臓などの細胞を作製し移植します。臓器移植を必要とする患者さんにとっては、順番待ちをしながらドナー(臓器提供者)が現れるのを待つ必要がなくなり、病気の進行との時間との戦いをする必要がなくなります。さらに、自分自身のiPS細胞から作製した細胞を移植すれば、免疫拒絶反応のリスクを最小限に抑えることができます。 もう一つは、iPS細胞を創薬スクリーニングや病態解明などの研究に応用することです。臨床に適用できるように詳細に研究するためには、数多くのサンプルが必要です。実際の患者さんで研究するばかりでは症例の蓄積に時間がかかりますが、iPS細胞から特定の臓器を作製すれば、数多くのサンプルを用い同時並行で比較研究することが可能です。また、希少疾患を持つ患者さんの細胞からiPS細胞を作り、そこから特定の臓器を多数作製することで、そのような疾患の研究を飛躍的に進めることが可能となります。

  1. 臍帯血造血幹細胞
    臍帯血は通常、出産して臍帯(へその緒)が切断された後に採取されます。臍帯血には、白血病やリンパ腫などの血液がんの患者や、鎌状赤血球症やウィスコットアルドリッチ症候群などの血液や免疫系の特定の疾患の治療に使用できる造血幹細胞が含まれています。臍帯血幹細胞と多能性幹細胞(iPS細胞およびES細胞)の主な違いの1つは、臍帯血幹細胞は血液細胞にのみ分化できるのに対し、多能性幹細胞はさまざまな種類の細胞に分化できるということです。したがって、臍帯血は「造血幹細胞移植」での使用のみが承認されています。

  2. 間葉系幹細胞(MSC)
    間葉系幹細胞は、人間の体の中に存在する幹細胞の一つで、臍帯血、骨髄、胎盤、脂肪組織、歯髄、その他の臓器からも分離できます。間葉系幹細胞の分化能は臍帯血に比べると多くの種類の臓器に分化することができますが、多能性幹細胞と比較すると限定的で、〇〇、〇〇など特定の種類の細胞にのみ分化することが出来ます。

  3. 歯髄幹細胞
    歯髄幹細胞(DPSC)は、培養中および移植時にさまざまな種類の細胞への比較的広範な多能性分化を示す、内歯由来の間葉系幹細胞(MSC)の特定のタイプです。それらは、象牙芽細胞、骨芽細胞、神経細胞、軟骨細胞、脂肪細胞、筋芽細胞、線維芽細胞、および内皮細胞などのいくつかの細胞集団で分化することができます。歯髄幹細胞由来の分化細胞は、歯科疾患だけでなく全身性疾患にも有用で、臍帯血からのものを含む他の多くのMSCよりも増殖能が高いですが、iPSCと比較するとその用途は狭く限られています。

  4. 他の幹細胞と比較した時のiPS細胞の利点
    iPS細胞の大きな利点の一つは、臍帯血造血幹細胞のように新生児に限られることもなく、老若男女問わず誰の細胞からでも作製できるという点にあります。また、高い分化能を持っており、あらゆる組織や臓器の細胞に変化する能力を有します。 加えて、iPS細胞はほぼ無限に増殖する能力を有している為、細胞移植医療の理想的な原材料であると言えます。より幅広く再生医療に適用可能です。

iPS細胞とES細胞の間には3つの大きな違いがあります。1つ目は、ES細胞は、体細胞と生殖細胞系列が分離する前の胚盤胞から細胞を取り出し培養することで作製されます。一方で、iPS細胞は血液や皮膚などの採取しやすい細胞から作製することが出来るため、発生初期の胚を破壊する必要がなく、ヒトES細胞の使用を取り巻く倫理的な問題を避けることが出来ます。さらに、患者さん自身のiPS細胞を作製してさまざまなタイプの細胞に分化することが可能であり、免疫拒絶反応のリスクを最小限に抑えながら移植することができます。

はい、何歳の方からでも作ることが出来ます。

NK細胞、T細胞を用いたがん治療  パーキンソン病、加齢性黄斑変性、角膜移植、軟骨移植については世界で臨床試験が進行中です。

理論的には、iPS細胞は神経系、心筋、血液を含むあらゆる種類の臓器の細胞に分化することができます。ただし、細胞や組織は3次元組織構造を持つ臓器の一部にすぎないため、iPS細胞から臓器そのものを作ることは容易ではありません。小さな肝臓などが出来たという報告がありますが、人間のサイズでかつ人間の体内でちゃんと機能するような立体的な臓器が出来たという報告はまだありません。立体的かつ機能的な臓器を作るには、iPS細胞技術、3Dプリンターの使用、生体材料、およびその他の技術を組み合わせることにより、さらなる技術開発が必要です。現時点では、細胞シートの応用に関する研究は、iPS細胞から機能的な3次元の臓器を作製する研究よりも進んでいます。 2020年1月、大阪大学は、iPS細胞由来の心臓シートを重篤な障害のある患者さんの心臓に移植する世界初の臨床試験を実施したことを発表しました。iPS細胞由来のNK細胞、T細胞を用いたがん治療、パーキンソン病、加齢性黄斑変性、角膜疾患、軟骨移植については世界で臨床試験が進行中です。

以下の疾患の臨床研究はすでに始まっています。しかし、まだ臨床研究には至っていないものの、他にも様々な疾患の研究が行われています。

がん、糖尿病、加齢黄斑変性、角膜疾患、網膜色素変性症、脊髄損傷、移植片対宿主病、筋ジストロフィー、パーキンソン病、ペンドレッド症候群、心臓病、血液悪性腫瘍、輸血/再生不良性貧血。

(強み)

  1. 自家移植を行うことにより、免疫拒絶反応のリスクを最小限に抑えることが出来る
    iPSCは患者さん自身の細胞から作製できるため、自家移植を行えば細胞移植治療の際の免疫拒絶反応のリスクを最小限に抑えることが可能です。

  2. 倫理的問題を回避できる
    iPS細胞の強みの一つは、体細胞から作製出来るため、生命の萌芽である胚(細胞分裂を既に始めた受精卵)を破壊する必要がなく倫理的な問題を回避できることです。そのため、多能性幹細胞の研究を行う科学者らはiPS細胞を使うことで公的研究費を得やすくなり、より多能性幹細胞の研究を進めやすくなります。また、細胞移植を受けるにあたっても、このような問題を患者さんが抱え込む心配もありません。

  3. 薬の開発および病気のメカニズムの研究に役立つ
    iPS細胞は疾患の病態解明や創薬スクリーニングに有用なツールです。患者さんの血液などから作製したiPS細胞由来の神経や心筋などの細胞は、患者さんの細胞と同じ特徴を持っています。したがって、疾患の特徴を持つ細胞を培養して、培養皿上で疾患モデルを構築し病気の性質やメカニズムを観察することができます 。
    また、薬剤候補などの様々な化合物を細胞に反応させることにより、薬剤の効果や毒性を試験管内で確認することが出来ます。
    iPS細胞技術のもう1つの重要な利点は、遺伝子編集技術を使って、遺伝子表現型をモデル化するために遺伝子的に調整された同質遺伝子コントロール細胞株の作製を可能にします。

疾患特異的iPS細胞は、患者さんの細胞から作製したiPS細胞のことで、創薬研究に役立ちます。疾患特異的iPS細胞は、その患者さんが罹患している病気の特性を持っていることが特徴です。
患者さんのiPS細胞から神経、心筋、肝臓、膵臓などの患部の細胞を作製し、その患部の状態や機能がどのように変化するかを研究し、病気の原因を解明する研究に使用することが期待されています。また、薬剤候補などの様々な化合物を細胞に適用することで、薬剤の効果や毒性を培養皿上で確認することが可能になり、創薬研究が飛躍的に進むと期待されています。

iPS細胞の医療応用に向けた課題の一つは、研究および臨床の両方の側面で利用できる患者由来の医療用iPS細胞を用意できるようにするということです。ロボット工学と閉じた小型化された流体システムを使用する私たちのアプローチは、GMP施設内での同時多種生産を可能にします。これは、iPS細胞製品が必要なときに患者だけでなく、個々の細胞の遺伝子型(ゲノムシーケンス)と疾患の表現型(たとえば、薬物が個人の細胞の疾患の進行にどのように影響するかなど)

iPS細胞はすでに様々な疾患の治療薬候補を探す薬物スクリーニングに使用されており、急速な利用拡大が期待されています。再生医療では、京都大学の山中伸弥授が2007にヒトiPS細胞の作製に成功したことを発表されて以来、日本、米国をはじめとする多くの国で様々な臨床応用研究が行われています。すでに臨床研究が始まっている疾患例として、加齢性黄斑変性症、パーキンソン病、虚血性心筋症、脊髄損傷などがあります。また、糖尿病、角膜疾患、脳梗塞、肝臓・腎臓疾患などの研究も行われています。
また、iPS細胞を用いたがん治療の一例としてCAR-T細胞療法の研究が注目されています。これは、がん患者の血液から作製したiPS細胞を遺伝子改変して、特定の癌細胞を認識して攻撃するT細胞を作製し、患者の体に戻す免疫療法です。

現時点では臓器移植に替わりiPS細胞由来の臓器細胞移植が行われた例はありませんが、iPS細胞の活用により、最終的に臓器移植の必要性のすべてではなくてもほとんどを置き換えることができることを期待しています。例えば、移植により臓器をすべて入れ替えるのではなく、臓器の問題のある部分だけを取り除き、iPS細胞由来のシート状臓器細胞を移植することにより機能を回復する研究も進められています。将来的にはiPS細胞由来の臓器細胞を3Dプリンティングで形成することも考えられます。そのためには、自家(自分から入手)のiPSセルバンキングが国民の支持と需要を獲得することが重要です。そのためには、iPS細胞の製造コストをさらに削減する努力を続ける必要があります。

現時点では、I Peace以外に完全閉鎖系iPS細胞自動製造装置の開発に成功したと公表している企業は世界的に見てもありません。多数のドナーから同時に臨床グレードのiPS細胞製造することが可能であるということが、弊社の細胞製造システムの大きな特徴の一つです。また、I Peaceでは血液からiPS細胞を作製しますが、血液を採取する時も閉鎖系の注射器を用い、製造システムも完全閉鎖系なので、採取した血液が外の空気等に触れることはなく、ほこりやウイルス、菌などの外来性異物が混入する心配がありません。

担当者よりご連絡させていただきます。